2017年4月26日水曜日

【雑感】「先生」と呼ばれる士業もさまざま。

私のような「事業再生士補」とか「行政書士」とか、


「士」がつく仕事をしている人のことを総称して「士業」といいますが、


この「士業」も「人」がやっているもので、実にさまざまです。


うちの事務所には、他の士業事務所様や既存のお客様からご紹介で来られる方が約9割、


後の1割は、インターネットで当事務所を探してこられたお客様です。


インターネット経由で来られたお客様のうち、


ほとんどが、行政書士またはお付き合いしていた士業とのおつきあいをやめて


「こんなことになってるんです」と、ご相談に来られたお客様です。


ご相談内容を聞くと、「それはお気の毒に・・・。」というケースも少なくありません。


ところで、今期のとある市の創業塾の講師を担うとある中小企業診断士について、


事業者としてやるべき義務を果たさないまま放置していることを知っています。


何度忠告しても、放置です。


自分のことは棚に上げて、創業塾では人に講釈を垂れるのでしょうか。


そして、受講生の方々は、そんなことは知らずに、その診断士を「先生」と呼ぶのでしょう。


先生と呼ばれるには、スキルだけではなく、人として、事業者として、あるべき姿があると思います。



それをおざなりにしている「先生」がいることは、とても残念なことです。

にほんブログ村 経営ブログへ
にほんブログ村

2017年4月12日水曜日

数字も、比べる指標があるとわかりやすいし、イメージしやすい。

今日の朝刊。


片方は日経。もう片方は某紙。


同じ内容を伝えるにしても、


「1億人割れ」と書いてあるのと、


単に「8808万人」と書いてあるのでは、


わかりやすさというか、イメージのしやすさに違いがありませんか?



人に伝えるための文書作成も同じことが言えると思うんです。



試算表や決算書、事業計画書などの数字の資料も、



単に数字を並べてもわかりにくいけど、



指標となるもの、比較できるものがあると



わかりやすいし、イメージしやすいんですよね。




しかし、働き手が4割減ですか。



日本はどうなっちゃうのかな?



2017年4月8日土曜日

おもてなし規格認証、ごぞんじでしたか?


おもてなし規格認証、ご存知でしたか?



事業所のサービス品質を、経済産業省が認証する制度です。




一番簡単な赤マークなら、



いますぐネットで、



タダで、



自己宣言のみで、



すべてにチェックを入れられなくても、



10分程度で



登録証を取得できます。


(上位ランクの認証には、審査料などが必要なようです。)



この夏には、このおもてなし規格認証を取得した企業に対し、



設備の固定資産税軽減などの減税措置を施行するそうです。



「おもてなし減税」導入検討 経産省 サービス産業の質向上へ 29年度成長戦略に盛り込み
http://www.sankei.com/politics/news/170101/plt1701010014-n1.html

2017年4月1日土曜日

【事業再生】相談と対応はオーダーメイド

4月が始まりましたね。


先日、私が事業再生士補として、今年2月から支援している会社の事業再生の仕事が一区切り付きました。


一区切りとは、リスケジュール(※)の継続交渉のために、銀行に出す経営改善計画書を作成し、銀行と社長との面談に同席して、社長が銀行に説明するのを補足して交渉をサポートする、という仕事が一区切りついたという意味です。
※リスケジュール=銀行から受けた借入金の返済計画の条件変更。具体的には返済期間の伸長と月返済額の減額です。


さて、この経営改善計画書の作成について、何が肝(きも)だったかというと、「書類作成」ではありません。

「書類作成」はそれなりに時間もかかりますが、この作業は、引き出した要素をまとめるだけです。


肝(きも)は、社長との面談を何度も重ねて確認をすること、会計と現場から会社の現状を把握すること、そして収益改善のために現実的に何ができるかを探ることです。


今回の会社において、これらのヒアリングで出てきた発見は以下の様なものです。

①利益が取れていると思っていた商品は、実はあまり粗利率がよくなかった。
 一方、利益が取れていないと思っていた商品で高い粗利が確保できていた。
 (力を入れるべき取引先や商品が把握できていなかった。)

②従来関わっていた専門家によって見当がつけられていた、固定費削減のために閉鎖しようと思っていた拠点は、実は大きな現金収入があり、もしもここを閉鎖してしまうと一気に資金繰りが苦しくなってしまうこと。

③直近の決算書において、清算が終わっている残高が残っていたり、計上すべき残高が計上されていなかった。(税理士とのコミュニケーションが取れていなかった。)

④PRしたい相手にPRしたい商品の魅力が伝わっていなかった。

・・・などなど。

他にもまだまだありますが、あまり具体的には書けないもので。。。。


これらを把握した上で、では現実的に何ができるかを探っていきます。


①を踏まえてどの商品やどの取引先を強化するかを決めたり、
原価(人件費)を抑えるために作業時間を抑えるべく、生産性を上げる工夫を組み込んだり、
その他、実現可能性の高いアクションプランについて検討して、
実現可能性の高い経営改善計画を策定していきます。

もしも、①の発見がなくて、本当は利益率が高いのに、粗利率が低いと信じ込んでいた商品を縮小してしまったら減益となってしまっていたでしょう。
もしも②の発見がなくて、そのまま拠点削減をした結果、資金繰りが悪化してしまったらどうなっていたでしょうか。

事業再生も含めた経営相談は、すべては状況把握にかかっているんですね。

ちなみに、事業再生に限らず、私が経営上の相談に乗り、作業をするときは、もちろんすべてオーダーメイドです。

会社の体制や状況によって、どのようなヒアリング、どのようなアクションプランの策定、どのような書類作成が必要なのかは全く違います。

社長曰く、「いままで、税理士やコンサルにこういうことを言ってもらったり、教えてもらったことがなかった。今回の発見は新鮮だった。」とのこと。


その言葉も嬉しいですが、この支援は計画書作成で終わりではありません。

実際に着手できるかどうかを何度も社長と検討して策定したアクションプランですが、
それが本当に実行されて、計画を上回る実績が出せるかどうかをフォローしていくここからが事業再生の本番です。
(というのも、計画を策定したものの、その後に形になったアクションプランが一つもないのであれば、計画そのものに意味がなかったということになるからです。)


こういう長いお付き合いになるため、経営相談の絶対的な前提条件は、社長や社員の皆さんとの信頼関係を構築することです。



今月は当事務所の許認可の仕事も立て込んできました。


季節も春になり、草木が芽吹くとともに、私もお客様も、気持ち新たに頑張るモードのスタートです。



2017年3月30日木曜日

自分には、自分を幸せにする責任がある。

こんばんは。



週末は毎週のようにがん友達と集い、



平日は相変わらず仕事でバタバタしてます。




男女共同参画センター「女性のための再チャレンジ講座」での私の講演も、


気付けばもう先々週のハナシ。




市内で事務所を開業日して7年。



聴講された方々よりもちょっとだけ早く仕事をしていた私が、



子育てや病気というハンデを負いながら、



どんな思いで日々を過ごしているかについてお話させて頂きました。




最後のアンケートで、「どんな内容が印象に残ったか?」という設問で、



皆さんからたくさんのお言葉をもらいました。


















この中にあるマドンナの言葉は、私がとても気に入っている言葉で、


私が聴講された皆さんに紹介したものです。




そう、自分には、自分を幸せにする責任があります。



誰かが幸せにしてくれるわけじゃない。



誰かが幸せにしてくれたとしたら、


自分が努力したからで、


そんな自分を見てくれた人がいてくれたからです。



私はそう思います。

2017年3月29日水曜日

【雑感】誰の味方でいるべきか

タイトルの答えは、当然、私に依頼してくれている社長さんたちです。



「誰の味方でいるべきか?」は、常に考えてます。



味方でありたい人のためには頑張れる。



困って、不安を抱えている方には、


一歩踏み出せる具体策を一緒に考えてあげるのが一番有効。



やれることをひとつでも見つけて、少しでも可能性があれば、



ダメ元でも、ひとつずつチャレンジしていけるよう、支えていくのが私の仕事だ。




さて私は、社長との面談時は仕事の話ももちろんするけど、



ガス抜きのお手伝いもします。



先週、プライベートでもストレスを抱えた社長に、私が面談の最後にかけた言葉は、



「仕事でも趣味でも何でもいいから、余計なことを考える暇がないくらい何かに没頭すれば、ストレスを感じる暇もなくなりますよ(笑)」と。



にっこりして帰っていかれた。



良かった、良かった。





2017年3月22日水曜日

建設産業政策会議の傍聴

今日はこの会議の傍聴からのスタートでした。

国土交通省から流れてくるメールマガジンに会議の案内があって、


「地域の建設業の経営の現状と課題」がテーマだったもんで、


迷わず、スケジュール帳に予定を入れておいたんです。



ちなみに、この国土交通省の入ったビルの玄関先で、


自分の足に蹴つまづいて派手にスッ転びました。



ドジも健在ですが、私は傍聴席一番乗りでした(笑)



分厚いレジュメをもらいました。



何かお客様に役立つ話題を持って帰れるといいなと思いましたが、



うーん、何だかあまり内容の濃いものではありませんでした。



レジュメは厚いけど、中身は・・・・。



出席者が、国土交通省の役人に加え、


大学教授、中小企業診断士、建設業団体の理事などだったからかも知れません。



全国中小建設業協会のプレゼン以外は、データや伝聞のプレゼンが主な話題でした。



地域の建設業の経営を論じるなら、



もっと現場の具体的な事例を基に論じた方がいいんじゃないかな。




こうやって、役所は現場を知った気になって、



現場を踏まえられない制度改革に向かっていくのでしょうか。