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2016年6月30日木曜日

【雑感】経営者自身が決算書を読めるようになるといいな。

先日、私が事業再生士補として会員になっている日本ターンアラウンド・マネジメント協会


事業再生支援協会主催の会員向け勉強会が、東京(22日)と大阪(28日)で開催されました。



この会員向け勉強会は定期的に開催されていて、



事業再生に関する考え方や情報をシェアする場として、会員にとってはとても有意義な場になっています。



東京は行きたかったのですが、どうしても外せない用事があり、断念。



大阪も仲間が出席するし、吉田猫次郎先生が講演するとのことで出張してでも行きたかったのですが、



自分が行ける現状ではないので断念。



なんともやり切れない思いを抱えていたら、その大阪の勉強会に出ていた仲間が感想を聞かせてくれました。
(聞けば聞くほど、現場で聞いてみたかったと、またジレンマに陥っています。)



その仲間が、長く事業再生支援をするための秘訣という話があったよと教えてくれました。



当然ながら、支援者には能力、人間性、情報収集の努力が必要ですが、



支援する側もされる側も、「身の丈に合った経営」であることが必要なのではないかとの結論になりました。


ちなみに、吉田猫次郎さんは、「経営者に決算書や試算表を読めるように教えるだけでも会社の業績は変わる」とおっしゃいます。


私は毎月の経営者との面談で、試算表の分析についてお話をさせていただいています。


目にもわかりやすいように、必要に応じてグラフにまとめることもあります。


中には「こんなこと、いままで初めて知った。会計士は教えてくれなかった。」というお声を聞くこともあります。


しかし、私が分析したものをお話しするだけでなく、


やはり、経営者自身が決算書を読めたり、分析できるようになることが理想です。


そして、経営者自身が「自分はこう分析したけど、瀬戸川さんはどう思う?」というやり取りになれるといいなと思います。


勉強会には参加できませんでしたが、そのための工夫について、深く考察するよいきっかけになりました。