つまり、試算表分析です。
(ちなみに税務申告は、当事務所の協力税理士にお願いしています。)
そういう仕事をしているため、お客様のお取引先の決算書を見てほしいというご相談や、「こんな会社を買わないかという話が来てるんだけど」とその会社の決算書の分析をしてほしいというご相談を受けることもあります。
分析というのは、流動比率が何%で…という指標だけでなく、その会社の決算書という資料から読み取れる限り、その会社の注意すべきポイントを洗い出すことです。
先日、お客様から、買収を検討している会社の決算書の分析を依頼されました。
内容不明の借入金や未払金が多いこと、その債権者が役員や株主だった場合のシミュレーションなどのポイントを提示させてもらい、また、登記情報から見える法務関係からもリスクが高いことを指摘し、買収には賛成しかねると回答しました。
お客様も買収の話はもらっていたものの、判断の決定打を探されていたようで、私の回答をもって「やはり買わない」ということを納得して判断されたようです。
さて、私は、簿記の知識は基本的なものしかありませんが、簿記検定の合格後に修業させてもらった中小企業専門のコンサルティング事務所や会計事務所で、決算書を読む力を鍛えてもらいました。
今回のようなご相談はもちろん、許認可申請においても申請書や報告書に添付する決算書を読む力は必要です。
私は、決算書を読む力を養えていてよかったと思うと同時に、この力を鍛えてもらえた境遇に恵まれたことをとてもありがたく思っています。
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行政書士瀬戸川法務事務所
代表 瀬戸川 加代
(事業再生士補・行政書士)
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