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2017年8月12日土曜日

【雑感】自分の仕事が「好き」ということ

先日、高校生の娘に経験として積ませようとして私の伝手で紹介した現場に、思わず自分が巻き込まれるという事態になりました。


守秘義務があり、何の現場かは申し上げられませんが、暑い炎天下のビル街で約12時間拘束されました


拘束時間は長いのですが、実働時間は短く、大半が待機時間です。


娘は現場で選ばれてちょっといい役(ポジション)をもらい、冷房の効いた控え室にて待機できましたが(笑)、私と同じポジションの方々は外で日陰を探して待機していました。


同じポジションの方々は数十人いましたが、私以外はみな自ら希望してその場に来ていました。


この現場に参加しても、正直、報酬はお礼金程度しか出ません。
時給換算すれば、最低賃金の半分にも行かない程度のものです。


時折、冷房の効いたビルの中に入れてもらえたり、お昼ご飯も出ますが、大半は炎天下の現場です。


私は辛くてたまりませんでした。「もう、こりごりだ」などとも思いました。


しかし、みな文句も言わずにおしゃべりをしたり、本を読んだりして待機しています。


何人かと話してみましたが、もう何年もこういう現場に来ていたり、毎日のようにこういう現場を渡り歩いているのだそうです。
(この仕事で生活しているというわけではなく、この仕事は夢に向かって積まなくてはいけない経験だったり、好きで空いた時間に協力したりということです。)


私とその現場にいた方々の何が違うかといえば、その仕事が「好き」かどうかでしょう。


私は常々、「仕事には愛情が必要だ」と思っています。


好きという感情、愛情は、情熱に変わり、効率や仕上がり、挽回への熱や責任感などに変わってくると思うからです。


私はやっぱり自分の本業が好きです。


それは、この仕事を始めた「父の会社のような小さな会社の役に立ちたい」という理由から変わっていません。


これからも、皆様に責任を持って結果をお返ししていこうと思っています。